忙しいの?
ん~、よく質問として聞かれそうな項目ですよね(^ ^;)
これに対しては、明確な答えはできないのが答えではありますね。。答えを出す前に、まずSEの仕事の様子をやや長期的なスパンで見てみることにしましょう。例えば、1年や半年くらいを想定してみます。SEは、ある仕事を行うときに、一定の期間(1年や半年、それ以上・以下と範囲は様々です。)をまとまった単位として、その範囲で仕事を遂行します。このまとまった期間での仕事のことを1つのプロジェクトといいます。プロジェクトでは、仕事を終わらせるまでの締め切りがもうけられています。だらだらと期間を延長したりすることはできないですから、その範囲で何とか終わらせようと、無理のないスケジュールを作成するのです。
さて、では忙しさは一体どうなのでしょうか?結論から言うと、「忙しいときもあればそでないときもある」でしょう。「無理のないスケジュールを作成する」と上記では述べましたが、実際のところはなかなかこれがうまくいかないような印象を受けています。スケジュールを作成するなんて、そんなに難しいことのように思えないかもしれませんが、以下のような要因により、スケジュールを維持することが難しくなってくるのです。まずは顧客からの予定外仕事の発生です。顧客から突然、今まで全く言われていなかった要求をされる、といったところがそれにあたります。こうなると、急に仕事が忙しくなります。遅れを取り戻すためには、徹夜をすることもあるかもしれません。次に、事故の発生です。顧客と仕事の完成像の食い違いがあったり、プログラムがうまく作動しなかったり、といったところでしょうか。これはある程度想定することではありますが、修正にかかる時間により急に忙しくなったりします。そして、プロジェクトの期間がもともと無理がある場合です。期間の設定は、顧客と打ち合わせをしながら決定していくのですが、このときに顧客は「短い時間」で、企業は「なるべく長い時間」で仕事をしたいと考えるはずですよね。このせめぎ合いがなかなか大変なのです。結果として短い時間になってしまった場合には、はじめから覚悟を必要とするかもしれません。。というようなことを書きましたが、上記のようなイレギュラーなことをしなければそこまで忙しくはならないと思います。そもそも残業するのが当たり前なんて考え方自体いけないことだと、個人的には思っています。しっかりと定時内で仕事を終われるように、考えていくべきだと思います。企業によって忙しさの度合いが違ってくるとは思いますが、もし忙しいところに就職するようなことがありましたら、「なぜこんなに忙しい必要があるのか」ということを考えながら仕事をするようにしてみてください。意外と不効率な仕事をしているかもしれません。
さて、まとめです。
○基本的には忙しくない(こうでないといけないはず)
○とはいいつつも、忙しい時期もある
○その時は忙しい理由を考え、今後そうならないように考える
といったところです。忙しさというのは人それぞれ感じ方が違いますので、今までの文章は参考にならないかもしれませんが、忙しさに波があるということくらいを頭にとどめておいてもらえるとありがたいです。